アーチェリー矢の空力特性を調べる

アーチェリー矢の空力特性を調べる

2022-07-09 国立大学法人 電気通信大学 様

  • 開発・カスタマイズ事例

ご依頼時のお悩み・ご要望

  • アーチェリー矢に搭載して飛翔実験中の矢の加速度を計測したい。

受託開発/弊社製品カスタマイズ・システム構成提案

受託開発

電気通信大学の宮嵜武教授のアーチェリーの空力特性に関する研究で弊社の超小型センサが取り扱われました。
これまで、アーチェリーの飛翔に関する研究では矢を実際に飛ばした場合では、 実際の飛翔中になんらかの振動が発生していることがわかっていました。
そこで流体計算上のシミュレーションを行い、弊社センサとの比較実験が行われました。


鏃にセンサを搭載して加速度を計測したところ、減速率に変化がみられた結果(上図)と一定の値を示した結果(下図)が得られました。
このグラフから抗力係数を算出すると飛翔中の減速率(加速度)が0.34G付近となる時点でシミュレーション上の乱流境界層を、0.18Gの時点では層流境界層を示しており、飛翔中に矢が受ける空気の流れが変わっていることがわかりました。




 

弊社の超小型センサでは従来のハイスピードカメラでの測定では捉えられなかった変化を捉え、このような計測の難しい環境でも加速度を測ることができます。

 

 

この測定の結果は日本流体力学学会 年会2019にも掲載されております。
芹野厚志,Oritz Julio,宮嵜武,杉浦祐樹."加速度センサを用いたアーチェリー矢の飛翔実験".日本流体力学学会 年会2019

詳細情報

論文 芹野厚志,Oritz Julio,宮嵜武,杉浦祐樹."加速度センサを用いたアーチェリー矢の飛翔実験".日本流体力学学会 年会2019